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先日実家から困惑気味の電話がかかってきました。
「A市の警察署から落し物のお知らせ葉書が届いている」と…
私は確かにA市に住んでいた事がありますが、それは平成元年から7年までの事。
今の住所に引っ越してから、はや20年以上経っているのにどういう事?

母に葉書を読んでもらうと、落し物は「免許証」との事です。
慌てて財布を確認すると、運転免許証はちゃんと有りました。
しかし心当たりが無いわけではありません。

これはきっと、アレに違いない・・・

私がまだ独身の頃に持っていた原付の免許証。
それならば実家の住所に旧姓で郵送されたのも得心がいきます。
しかしアレは自動車の免許を取得したので必要が無くなり、更新もせず放置した覚えがありますが、その後はどこにどう置いていたのか全く記憶にございません。

と、首をひねっていても何も始まらないのでA市の警察署に電話で問い合わせる事にしました。
 
「拾得物の問い合せなのですが・・・」
「整理番号をお知らせください」
「あっ!聞き忘れました。でも、最近、かなり昔の免許証が届いていませんでしたか?」
「あぁ~ ありました!ありました! 確かに!」

電話のお声からは何となく嬉しそうな雰囲気が感じられます。

「もう、それ、処分しちゃってください。とっくに期限切れですよね。」
「そうですか・・・一応規定に従って保管期限を過ぎてから処分いたしますが、もし気が変わったら取りに来てくださいね。」

と、一度はこの件を闇にほうむってしまおうと決めたのですが、やはりなんとなくモヤモヤとした気持ちが湧きあがってきたので、腹を決めて警察署に出向く事にいたしました。

実家から回収したお知らせ葉書を手に窓口に向かいます。

「あっ!やっぱり取りに来られたんですね!」(やや苦笑しておられます)
「はい・・・気が変わりまして・・・」
手渡されたそれは、やはり間違いなくアレでした。

免許証2

拾得時の情報を尋ねましたところ、とあるご家庭の台所改修工事中に発見されたとの事です。そ
れはきっと、以前に住んでいたあのアパート。

大家さん、最近リフォームされたのですね!
今もまだ、あの場所にあのアパートは建っているのですね!


しみじみと感慨にふけりつつも、ぼんやりとこの事件の真相が見えてまいりました。
二人のこどものうちのどちらかが、おもちゃにしているうちに台所シンクの隙間に
スイッと差し込んでしまったのでしょう。

20年以上もあの場所で・・・
タイムカプセルと化したシンクの下で私を待っていてくれたのかい?
可哀想に・・・
これはもういっその事、「無事帰る」のお守りとして大事にしてあげようと思います。


持ち帰って、意気揚々と家族に見せびらかしたところ、息子が
「オカンこれ・・・」
と震える指で指し示したのは、若かりし頃の私の写真ではなく


強調


「昭和65年まだ来てないやん。というか永遠に来ないやん。
永久に有効やで!」


そんな事は思いつきませんでしたよ!

by Yuki

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みなさん、はじめまして。

今年40歳になる、くろすけと申します。

僕が水仙でお世話になって、一ヵ月が経ちました。

介護のお仕事は初めてで、
今まではケーブルテレビやエアコンの工事・営業の仕事をしてきたので
人と接するのは得意な方でしたが、
いざ利用者さんと接してみると何をお話していいのか分からず
おどおどしていると

一人の方が「あんた何でそんなに黒いんじゃ?」と、話しかけてくれました。

というのも僕は去年まで次男の野球のコーチをしていたので、顔と腕が極端に黒いのです。
この肌の色がきっかけで他の利用者さんと仲良くなり、
今ではみなさんといろいろなお話をして元気をいただいています。

「何気ない、たった一つの会話」の大切さを改めて感じさせられました。

これからは、僕がみなさんを元気づけたいと思います。
これからも宜しくお願い致します。

kaigo_kurumaisu[1]


byくろすけ

2018.09.14

ご挨拶

水仙の家でお世話になり、早4ヶ月が過ぎました。


5月は何事もなく、6月は地震、7月は危険な猛暑が続き…

8月は8つの台風襲来、そして先日9月4日には非常に強い台風で甚大な被害が。

6日には北海道でも大きな地震が発生してしまいました。
今年も残り4ヶ月余りですが、何事もなく平穏に過ぎるように願うばかりです。



私は以前、有料老人ホームとサービス付高齢者向け住宅でケアマネとして働いていました。

こちらに来てやはり、在宅で暮らされている方は幸せだと実感しました。

独居・同居 皆さんそれぞれ大変な部分はあるでしょうが、
住み慣れた場所で生活できることが一番だと思います。


今ではそのお手伝いを少しでもさせていただくのが、ちょっぴり喜びとなっています。


最後にプロフィールを紹介しちゃいます!

出身地:大阪
血液型:
趣味:旅行(イタリア・中国なども行きました♪)
好きな食べ物:お寿司(高級品で毎日は食べられないので…)
マイブーム:ポテチ(一袋)を食べること
好きな言葉:ケセラセラ


よろしくお願いいたします(* ´ ▽ ` *)

ご挨拶


byたま

最近、水仙の家では皆さんと一緒にちぎり絵を楽しんでいます。


おりがみをちぎる、貼る、そして彩りを考える…
手先の運動にも、頭の体操にもなるちぎり絵!

土台となるイラストを皆さんにお渡しすると、

「あら、かわいいわ」

「でもこんな細かいのできひんで~」(標準語:できないよ~)

「(小さくて)めぇへんで!」(標準語:見えないよ)


皆さんの口から飛びかう様々なご意見…
一見すると本当に楽しめるのか?と思う会話なのですが、

「こっちの色と組み合わせたらきれいやな」

「もっと細かくちぎらなあかんなぁ」

気がつけばもう気分は芸術家!!
・・・とまではいきませんが(笑)、
さっきの言葉がウソのように、真剣に取り組んでおられます。

製作中はクラシック音楽を流し、なんとも優雅なひととき…
(やっている方は大忙しですが)

黙々と作業は続き、どんどん完成へ近づいていきます。



しかしAさんは作品を見ながら、
「こんな色、変じゃないか…?」
と不安そうにおっしゃっていました。




イラストはふたつのりんご。
ピンクやオレンジや水色などカラフルな色使いをされていました。


周りの方は「りんごと言えば…」と赤や緑のりんごができていたのですが、
Aさんはカラフルにしすぎたのではないかと思われたようです。

「Aさん!いろんな色があって楽しいですよ。決まりはありませんし!」
「ちなみにこれはどうですか?」

同じりんごのイラストに、茶・青・赤などピカソ風なMスタッフの作品を
Aさんに見ていただいたところ……

「…私のがまだマシじゃな」

と一言。

その一言に、皆大笑いでした。

いろんな色があってもいい、と納得されたのか、
さっきまでの不安そうな表情も吹き飛んでしまった様子。

可愛らしいパステルカラーな色合いのりんごが完成しました!



完成した作品を全員で鑑賞し合う時間も様々な発見があり、楽しいものです。

早くも芸術の秋に向けて活動中!な水仙の家なのでした。



IMG_65102222.jpg
< Aさんを勇気づけたMスタッフの作品 >

By Izumo

6月初旬、実家に帰省しました。
私の実家は田舎の山の中にあり、新緑が美しく
田植えを終えた田んぼが広がっている静かな農村です。
85歳と83歳の両親は思ったよりも元気そうでした
次男家族も一緒だったので、もうすぐ4歳になる孫と、
生まれて8ヶ月の孫にも会わせることができました。

到着してゆっくり腰をおろしたのも束の間、上の孫が
「なにか~ おもちゃないの~?」
と母に聞いてきました。
母は
「うちは小さい子がおらんから何もないわ~ ん?待てよ・・・」
と、納屋の裏の方へ行き、ゴソゴソと虫採り網を出してきました。
孫は網を手に取ると、うれしそうに庭に走って行き、チョウチョを
追いかけはじめました。

P1010873222.jpg

自分の背丈より長い網は、思うようにいきません。
「誰か手伝ってー!」
と叫んでいます。
そろそろ私の出番かなと思っていたら、母が出て来て
「こうやって採るんよ!」

と孫から網を取り上げ、チョウチョを追いかけはじめました。
『アカン、アカン、こける――(焦)』

内心ドキドキの私・・・
「返して!返して!」
と孫も母を追いかける始末・・・
なんとか1匹のチョウチョを捕まえることができました。
孫はチョウチョを手で掴むと、ジーッとながめたあと、パッと逃がしてしまいました。
どうやら『捕まえたら逃がす』というスタイルのようです。
母にも「こけたら大変やから、もういいよ」と制しましたが
孫はしばらく母の後ろを
「大(おお)ばあば~、大ばあば~」とつきまとっていました。

さて、夕食どき、みんなで食卓を囲んでいます。父はゆっくりとビールを飲んでいます。
強面の父に、孫はそーっと近付き、左そでの刺繍を指して
「何かついてるで!!」と。
何を言うのかと思いきや・・・
「ゴミがついてると思うたんか?ありがとう、よう気がきくのう」
と嬉しそうでした。
どうも、この恐そうな父が気になるようです。
「ごはん、いら~ん」
とグズグズ言い始めた孫にママが困っていると
「じいちゃんと、どっちが先に食べ終わるか競争しようかの?」
と、父が肉じゃがをごはんの上にのせて食べはじめました。
孫は
「大(おお)じいじ、それおいしい?」
と尋ねると、父の横にピタッとくっつき、マネをして食べ始めました。
『大じいじ VS ひ孫』の 肉じゃが丼早喰い対決
は、ひ孫に軍配があがりました。

父は
「かしこいのー かしこいのー」
と何度も繰り返すのでした。

「私らはいつも二人で通夜みたいな食事よ。
今日はよう来てくれたね。 ありがとう。楽しいねー
よう喋ったし、よう笑うた。おじいさんもよう喋る」

と、母がこれまた何回も繰り返します。
一抹の不安はよぎりますが、まあ久々の大にぎわいに、本当に嬉しかったのだと思います。

今回は一泊二日の短い親孝行でしたが、次はもう少し長く滞在しようと考えています。
これから暑い夏が来ます。体調を崩さないよう、マイペースで暮らしてほしいと願っています。



by HOT♡Y

P1010877222.jpg
 < 何がとれたかな? >



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Author:水仙の家
職員が持ち回りで、その時に思ったこと感じたことを綴っていきます。
【ホームページ】水仙の家

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