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百合の花


見てください! 
立派なテッポウユリでしょう?
これは訪問先のご主人からお借りしたものです。

ことの始まりは1か月前。
植木や家庭菜園が趣味のご主人に、
「水仙の家も花をきらすことがありません。」
と、デイルームやロビーに花を飾っていることをお話ししました。

するとご主人が
「それならうちの花を差し上げます。どれでも持って行ってください。」
とおっしゃいました。

「いえいえ、いただくことはできません…」
「いやいや、何か皆さんのお役に立ちたいのです…」

と、押し問答の末、
「それでは、ユリの鉢を1つお借りし、大切に育て花を咲かせます。」
と約束し
持ち帰ってきました。

その時ご主人が
「嫁に出すような気分やなぁ~」
とおっしゃった言葉に、
心をこめて愛でられた気持ちがうかがえました。

最初50㎝程だった茎も、
太陽をいっぱいに浴び、グングンのびていきました。
そしてツボミが1つ、2つ・・・・5つ、6つ・・・。
写真のように大きな花が咲きました。

ご主人に開花の様子をお知らせすると
「次は何にしようかなぁ~」
と満面の笑みを浮かべられました。
「花を見ていると、ほっとしますでしょ。やさしい気持ちになるよね。」
とのことばに胸が熱くなりました。

by   HOT ♡ Y
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疾病のため、ご自分の気持ちや意思を言葉で表現するのが難しいA子さんの誕生日会が近づきました。
ボランティアにも来られているA子さんのご主人から、
「妻の誕生日会の企画をしたい」とのお申し出がありました。


ご主人自らの演出、出演、
スタッフも誕生日会に駆り出されてのお祝いです。

職員のギター演奏で「ハッピーバースデイ」のお祝いの歌が始まり、
琴とピアノ、ハーモニカのコラボでA子さんが子育て中によく歌われた童謡を演奏するという企画です。

会が始まり、全員で
ハッピーバースデイ
と歌い始めると、それまで穏やかな表情で主役席におられたA子さんの口から
グッグッ…とこみ上げるような声が漏れ、表情が変わりました。

そこに居合わせた全員が、
「あっ!わかったはる!」
とA子さんの変化に驚きと感動で顔を見合わせ、目が潤みました。

次々と進められるお祝いの会では、
ハーモニカが得意なご主人が肩で息をしながらも、
大切な奥さまに贈る曲を吹かれました。

他の利用者の方も
「涙が止まらへんかったわ」
「A子さんも泣いたはったな~」
と口々に言われ、同じ思いで涙した瞬間でした。

来年の喜寿のお祝いも楽しみです。


ハーモニカ


by Ann子

2013.06.18

つばめの雛

今年4月の中旬頃から、
自宅の車庫の軒先に燕がせっせと巣を作り始め、
6月9日についに雛が5羽かえりました!

初めは車に糞や土を落とし、大変でしたが、
雛の顔を見ると
何か自分が親になった気分になりました。

写真を撮って水仙の家デイサービスの利用者の皆さんに見てもらうと

「めずらしいな~」
「可愛らしい!」
「燕の巣は縁起がええねんで」
「昔はよく見たのにな~」

等々、いろいろな声があがりました。

親燕が帰ってくると大きな口をあけて、必死に生きている雛の姿を見て
あらためて生命の尊さを感じました。

燕1a
<見事なできばえの巣>


燕2a
<黄色いくちばしの雛鳥>

by TORA☆TORA

ある日、スタッフが幼き頃のかわいい?写真を持ってきて皆さんに披露しました。
みなさんに「かわいい!」と言ってもらえて大満足!!のスタッフです。

「この写真を見られた方は、ご自分の写真も持ってきてくださいね~」

すると、な・な・なんと、うれしいことに次の日早速A子さんが持ってこられました。
ご家族の写真、娘さん、息子さん、若くして亡くなったご主人の写真も。

みなさんも写真を手にとり「若いね~」「きれいね~」との声が。
大事な写真を見せていただいたので、写真にまつわるお話をとお願いしました。

家族との思い出、家族へのおもい…。
写真を手にしながらのお話なので、心に響いてきます。ご主人がご家族を大切にしてこられたことが写真からもうかがわれました。

最後にA子さんから、

「写真数珠つなぎをしましょう!肩をポンとたたかれた人は、次に写真を持ってきてくださいね」

とすてきな提案が。

その日の帰り、
「すてきな会ができ、今日はありがとうございました」とお伝えすると、
「こんな機会を与えてもらってありがとう。家族のことをお話できてうれしかった」
と言われ、胸があつくなりました

写真数珠つなぎが始まりました

スタッフも肩をポンとたたかれ、家からお気に入りの写真を持ってきました。

皆さんにどんな反応をしてもらえるか、実はウキウキ、ワクワク
写真を手にされた男性利用者さんが、顔をほころばせ、いつもとは違う裏返った声で
「かわいい~」
「うちは息子ばっかり。女の子はよろしいなぁ…」と。

みなさん褒め上手で、「かわいい」「きれい」「男前」と言ってくださるので、
すっかりその気になっているスタッフたちです。

次の数珠つなぎは…

A子さんは、疾患により、自分の気持ちや意思を言葉や表情で表現するのが難しいB子さんのところまで駆け寄られ、肩をトントンと。
「写真持ってきてくださいね。B子さんは今もきれいだから、きっときれいでしょうね」
と声をかけました。とても優しい声でした。

その優しい思いがB子さんにしっかり届いたのでしょう。
B子さんは、目を見開き、そして口を動かされたのです。
声は出ないものの、私たちには確かに「はい」という心の声が聞こえてきました。
「『はい』と言っておられますね。」
Aさんとスタッフみんなで確かめ合いました。

うれしくて、さっそくB子さんのご主人にこのできごとを伝えました。
すると、次の来所日には、結婚式の写真、ご家族の写真、B子さんのモデルさんのような写真…たくさんの写真をご主人が用意してくださいました。

「あら~きれいね。どの方?」とあちらこちらから聞こえてきました。

「持ってきてくださいね」と声をかけたA子さんは、B子さんにかけ寄り、顔をのぞき込みながら、やさしく小さい声で
「ありがとう。きれいね。ありがとう。」と話しかけました。
すると、B子さんの目から一筋の涙が…。
いろいろな思いがいっぱい詰まっている涙だと感じました。
A子さんも私も涙がこぼれました。

優しい気持ちに包まれた瞬間でした。
心の数珠つなぎ…

今回のできごとで“写真”ってすばらしいな~とあらためて思いました。

いつも素敵な笑顔で私たちと接してくださっている皆さん。
今までの長い人生、その途中にあった苦しい時代、愛する人との別れ…言つくすことのできない苦い経験があったことでしょう。

苦難を乗り越えてこられた皆さん。
写真の中では、幸せそうに輝いておられます。
数多い写真の中から選ばれた1枚1枚は、人生の記念となる写真なのだと思いました。
その写真から見えてくる、皆さんの人生の一部分。
写真数珠つなぎは、幸せになれるひとときです。

この数珠つなぎをこれからもまだまだ続けていきたいと思っています。


思い出 6月7日
<懐かしい写真を見ながらお話が弾みます>

by Nolilin

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