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今年も残りわずかとなりました。
みなさんはどんな1年でしたか?
ふり返ると今年もいろんなことがありました。
その中で私が今年いちばんうれしかったこと。
それは、
「Aさんがデイサービスを利用してくださるようになり、
笑顔がたくさん見られるようになった」こと!


obaasan_face.png


Aさんとの出会いは1年以上前。
離れて暮らすご家族が、閉じこもりがちであることを心配され、
デイサービスを利用してほしいと思っておられましたが、
Aさんは「まだ私は大丈夫だから…」と
なかなか首を縦に振ってくださいませんでした。
私が訪問しても表情が硬く、“これは無理かな”と感じていました。
それでも何度か訪問していくうち、私の顔を覚えてくださるようになり、
少しずつ表情もやわらいでいきました。

ある日、Aさんが興味を持ってくださいそうな催しにお誘いすると、
「それなら行ってみようかな」と来てくださいました。
その後も何度か催しに参加され、
そのうち、朝から来てくださるようになり・・・
昼食を召し上がってくださるようになり・・・
と、少しずつ利用の時間が延びていきました。
                       シルバーカー

デイサービスの利用が軌道にのってきた頃、私はAさんに
「デイサービスはどうですか?」
とお尋ねすると、
「ここに来たらみなさんがあんばいしてくれるから、
一人で家にいるよりいいです」

と笑顔で答えてくださいました。

“あぁ、こんな言葉が聞けるなんて!!
あきらめずにアプローチしてよかった・・”


利用者が安心できる場を一緒に見つけていくお手伝いができた時、
何よりもケアマネジャーの仕事のやりがいを感じます。


Aさん、来年も素敵な笑顔を見せてくださいね!!

by ひつじがいっぴき

今回は水仙の家のスタッフの午前中(part1)の活動をご紹介します。 
スラッと背が高く、話題が豊富でお話上手な、
デイスタッフの自称ティンカーベルさんに取材しました。

「まず、1日の始まりは利用者のお迎えから」
                                   送迎
Q:送迎で気をつけていることは何ですか?
A:時間に遅れないようにしています。遅れる場合は、速やかに連絡し対応しています。
 体調の確認をしつつ、荷物や薬の有無などを確認します。                 
 送迎時は家族とスタッフが接する唯一の機会です。
 ご家族との会話も大事な情報源!なので大切にしています
Q:車内で気を付けていることは何ですか?
A:誰もが楽しめる話題で場を和やかにし、気持ちよく来ていただけるように心がけています。

「次は入浴」
                                   
水仙の家に着くと、皆さんお茶を飲んでほっとひと息。
看護師が皆さんの健康状態を確認した後に、入浴していただいています。

Q:入浴で気をつけていることは何ですか?
A:浴槽内の塩素濃度を計り、安全・清潔に入浴していただいています。
 浴室内や浴槽への移動時は、転倒しないように注意しながら介助しています。
 自分でできるところは自分でしていただき、難しいところだけをお手伝いすることが大事。
 シャンプー時は肩にタオルをかけシャワーで身体を温めるようにしています。
 また、足の冷えている方は足浴をしながら洗身しています。
                                        入浴介助
 車イス利用の方は浴室用の車椅子に乗り換えていただき、
 丁寧に声をかけながら移動しています。
 また、機械式の浴槽に入られるときは、機械音などで         
 怖くならないように、お話ししながら入浴していただいています。 

「午前中のミニレクリエーション」

その日に来られている方の興味や関心に合わせて
多くの方に楽しんでもらえそうな話題を考えています。
季節ごとの話題も多く、最近では年末やお正月の思い出などを
懐かしそうに話してくださる方が多いように感じています。

また、体操や歌・大声での発声は大切にしています。
病気・怪我・老化などで喪失または減退した 機能の回復・維持を目的に、
テレビや雑誌などから簡単にできそうな体操を選んで、
皆さんとの運動に取り入れています。
他のスタッフが行なっている時は、聞こえにくい人や動かしにくい人の
補助に入り、ご本人が楽しみながら動けるように気を配っています。            

デイの1日

将棋や手芸など個別の趣味については、
ボランティアの皆さんにお願いをして取り組んでいます。

午前中の活動 part1はいかがでしたか。
次回は、昼食の様子をお伝えします。ご期待ください

by ハーブ王子

訪問ヘルパーはその名のとおり、利用者さんのお宅を訪問いたします。
そしてその移動手段は主に自転車であります。  自転車
                    
通い慣れた道であっても、何か新しい発見があると楽しくなるものです。
いつもの道が工事中で迂回を余儀なくされたとしても、
そこで今まで知らなかったお店を発見するなんてこともあります。

ワタクシ、家族からは『パンスキー』と
謎のロシア人のような名で呼ばれる程のパン好きですので、
新しくパン屋さんを発見したりすると、すっかり有頂天です。
「よし!今度ここでパン買うぞ!」と意気込むわけです。

bread_panya.png


ただし、再びその店にたどり着くことができれば、
の話ですが・・・


話の雲行きが怪しくなってまいりました。
実はワタクシ、訪問ヘルパーとしては大変な弱点を抱えているのです。
そう‘方向音痴’という弱点を・・・

方向音痴は果たして遺伝するものなのでしょうか? 
私の母も筋金入りの方向音痴です。
子どもの頃は、たいてい親と行動を共にするものですが、
目的地に辿りつけず右往左往するのは、すべて母のせいだと思っていました。

しかしながら、中学生になった頃には行動範囲も広がり、
かつ自分ひとりで出かけることが多くなると、
自分が道を頻繁に間違える事実に愕然とするのでした。

そして、私の方向音痴には
‘2回目に間違う’という不思議な特徴があります。
さすがに初めて行く場所には、地図もしっかり見て、
万全の準備を整えて向かいますので到着できるのですが、
どう油断するものか、2回目にはかなりの高確率で道に迷います。

学生時代、部活の練習で何度も訪れたことがある他校に向かう途中、
同じ駅から現地に向かうはずの仲間と、
なぜか正面から行き会うという不思議な現象が起きたものです。

現在、訪問先がふだんの行動圏内であれば、
そうそう道に迷うことはございません。
新しい訪問先が今までに行ったことがない地域の場合でも、
どなたかに同行していただく初回訪問時は道を間違えようもないのです。
が、1人で行く次回訪問時は要注意となるわけです。

今までで最大の危機は、
新しくAさんのお宅を訪問することになった時に訪れました。
Aさん宅のサービスを終えた後は、速やかに少し離れたBさんのお宅を訪問、
というスケジュールになっておりました。
が、あろうことか、どちらのお宅もふだんの行動圏の外にあったのです。

事務所からそれぞれのお宅までの道は把握できていましたが、
2点間の道筋は自分で開拓せねばなりません。
Aさんの初回訪問の後、時間を計りながらBさん宅への移動を開始。

どうも大周りをしているようでしたので、
今度はBさん宅からAさん宅へと近道を探しながら向かってみます。
が、同じような団地が立ち並ぶ中、
既に‘2回目に遭難’の法則が発動しています。
大ピンチです!!

「何か、何か目印はないか・・・」と、その時、
「Aさんのサービスでは、ここでお買い物をすべし」
と教えていただいたスーパーマーケットを見つけました。
ここからならAさんのお宅まで行ける!

そして再びAさん宅から、近道ルートでBさん宅へ。
念には念を入れて、ということで、
結局その日は2軒の間を4往復して帰途につきました。

思い出しているうちに、なんだか悲しくなってきました・・・

そうだ、今度東急ハンズに行ったら、
お守り代わりの方位磁石を買おう。


方位磁石

そんな気持ちが湧きあがってくるヘルパーYukiなのでありました。

by Yuki

2014.12.05

いい湯だな

今ではお風呂のある家も多く、ガスですぐにお湯が沸く・・・
私にとってはそんな当たり前の生活も、
昔は薪で沸かしたり、銭湯に通ったりと
当たり前のものではありませんでした。

利用者の皆さんと話をしていると、
驚くことがまだまだたくさんあります。

若い頃、愛媛で暮らしていたAさんの話…
「うちは薪で焚いてたなぁ」
「五右衛門風呂みたいな感じですか?」
「まぁ、うちは木の桶みたいなお風呂やったけどなぁ」
「Aさんも火の番してたんですか?」
「他の家も、子どもの仕事やったんちゃうかなぁ」
「子どもの時やったら、大変じゃなかったですか?」
「いや、焚いてるとこで、とうもろこし焼いたり、
川で釣ってきた魚を焼いたり…
毎日なんか楽しみ見つけてやってたなぁ」
大変な中でも、子どもなりにいろいろと楽しみを見つけて
毎日お風呂を沸かしていたんですねぇ。

薪のお風呂

女性利用者のBさんとCさんは…
「うちは石炭やったわ」
「そうそう、うちもやったで」
「えぇ!石炭ですか!みんな薪かと思ってました!」
「いや、石炭の家も多かったでぇ、あの頃は」
「火が弱くなってきたらなぁ、
石炭足さなあかんやんか。
その時、蓋開けなあかんやろぉ、
あれがめっちゃ熱くなってるから、
ほんま怖かったんやでぇ」

石炭を使ってお風呂を沸かすなんて、
はじめて聞いたのでほんとに驚きました。


男性利用者のCさんからはこんな話が…
「うちは長屋で風呂がなかったさかい、
長い間銭湯行ってましたなぁ」
「銭湯は広うて気持ちええけど、
冬なんかは帰りがさぶうて、さぶうて…」
「自宅に風呂作ったんは、だいぶ後でんなぁ。
自分でいろいろやって作ったけど、
できたときはやっぱりうれしかったですなぁ」

「えぇ、自分で作ったんですか?」
「たいしたもんちゃいまっせ。
まぁ、奥さんはようやった言うてくれたけど
「いや、お風呂作るって、十分大したことですよぉ!」


どんどんと寒くなってきて、お風呂の気持ちよい季節に。
水仙の家のお風呂で
心も体も温まっていただければと思います

風呂桶

by オリーブの星

私が水仙の家に異動になって早や8年。
来てみての驚き、想像とは違っていた大きなことが2つあった。

1つは利用者の皆さんの見た目年齢である。
水仙の家の利用者は80歳代の方が多いのだが、
皆さんだいたい70歳代に見える。
実は両親ともに親を早くに亡くしているため、
「お祖父さん」「お祖母さん」の存在が身近にないままに育った。
そのせいもあり、高齢者に対するイメージを勝手に作っていた私、
予想以上に若々しくお元気な皆さんの姿に驚いたものである。

そしてもう1つの驚きは食事のこと。
和食中心のあっさり系が多いと思いきや、
シチューやエビフライなどが人気メニューとなっていた。

その中でも90歳代で気力が充実している方は、
なぜか皆さん肉食系!!
夕食に「フライドチキン買ってきて」と
ヘルパーさんに依頼される方もあった。
すきやき好きの方、とんかつ好きの方もたくさんおられる。 
                food_sukiyaki.png
                                             
健康のためには昔ながらの日本食が良いと言われて
久しくなるが、
“お元気な方は肉が好き”ということが実感としてあり、
「なんでだろう?」
と、長年の疑問でもあった。

そして最近、よく耳にするようになったのが
“高齢者の低栄養”ということば。
1ヶ月ほど前だったか、NHKのニュースでも言われていた。
なんでも、70歳を過ぎると
栄養分を取り入れる力が落ちてくるのだとか。
牛肉を100グラム食べても、若い人と高齢の人とでは
タンパク質として吸収される量が違うということである。
              
「そうか、そういうことだったんだ!」と納得。
だから、お元気な方は肉食系だったんだ。

と、ここで納得いかない問題が浮上してくる。
それは生活保護費のこと。
何らかの理由で、生活保護の方がおられるが、
何と!
70歳になると基本の生活費が減らされるのである。
そして、その理由は
「高齢になると食べる量が減るから」

これは本当の話だ。
実際に私がケースワーカーから教えてもらった理由である。

70歳になってからも今までと同じだけの
栄養分をとるためには
今までより多く食べないといけないのに・・・。
矛盾している、許せない

seikatsu_syukan_woman_good.png

by Tam


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