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Aさんが水仙の家に来られるようになって、約1ヶ月。

初めは緊張した表情で過ごされていたAさん。

「大丈夫ですか?」
「私がしましょうか?」
と周囲をよく気にかけてくださいます。

最近では隣席の方に
「お風呂いってらっしゃい!」
と声をかけられ、少しずつ周りの方と打ち解けておられます。

そんなAさんと、浴室で二人きりになったときのこと。

「私ね、前から怖い夢を見ることが多かったんだけれど…」
真剣な表情で話し始められました。
「でも最近ね、そういう夢を見たときに
名前は出てこないんだけど
ここの皆さんの笑った顔が浮かんできて、
安心して眠れるようになったの。ありがとうね」

真剣な表情から一変し、柔らかい笑顔を見せてくださったAさん。

“お家でも私たちのことを思い出してくださってるんだ!”
と、とても嬉しく思いました。


伝えてくださったことで、改めて
この仕事の大切さに気づくことができました。

そして今回のことを励みに、

“これからも皆さんへいっぱい笑顔を届けよう!”
そう強く思いました。

woman01_laugh[1]
by Izumo
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秋晴れの清々しい天気が続いています。
自転車で訪問先へ向かう道中も、
爽やかな風が吹き抜け、とっても心地いいです。

休日は子どもと一緒に、芋掘りや栗拾い、ドングリ拾いなど、
秋の収穫を楽しませてもらっています。
利用者さんからも“秋”のお話を聞かせていただきました。

Aさん宅では、ザクロが立派に実り、
美しく輝くルビー色の実が顔を覗かせています。

訪問 ざくろ

Aさん曰く、
「果皮の割れているものが、成熟していて食べ頃♪」
なのだそうです。

Bさんは、毎年秋になると、
ウン万円する国産の松茸を、
ここぞと奮発してご購入されているそうです。
近頃は、めっきり国産の松茸が減り、
お店をあちこち探し回られるとのこと。
昨年は、なんと、
阿倍野ハルカスの 百貨店にまで、
足を伸ばされたそうです。
そうやって見つけられた松茸は、
また格別においしいんでしょうね♪

訪問 松茸


そんな87歳の男性、Bさん。
とても優しく、几帳面な方で、
お部屋には、常にきれいな花が生けられています。
カレンダーには、スケジュール以外に
その日の天気や気温なども、細かく記されます。
また、ヘルパーには、目印や留意点などを分かりやすく、
丁寧に記入し、要所要所に貼って下さっています。

先日、いつもの様に訪問に伺い、居間でご挨拶をしていると、
ふと、可愛らしいピンクのスリッパが、視界に飛び込んで来ました。
スリッパには黒ペンで書かれた達筆な字が。よく見ると、
そこにはなんと!私の(下の)名前が書かれているではあり ませんか!

(もしや、私のこと!? 私専用ってこと?
 っていうか、苗字でなく、
なぜに名前で!?・・・(#/▽\#)きゃー)


と、頭の中をドタバタ駆け巡りました(笑)

間もなく、Bさんからのご説明があり、
そのスリッパが、私専用のものであることが確定されました。

Bさんからは、苗字のニックネームでは呼ばれていましたが、
一度も、名前では呼ばれたことがありませんでしたので、
そのお茶目さに、なんだか笑いが込み上げてきて、
堪えるのに必死でした(笑) 。
すみません、Bさん。

Bさんにとっては、何でもないできごとだったと思いますが、
私にとっては、嬉し恥ずかしのできごととなりました。

Bさんのお心遣いに、心から感謝いたします。
スリッパ、大切に使わせて頂きますね♪

ピンクのスリッパ

by ako

水仙の家には、たくさんの素敵な歌手がいらっしゃいます。

Aさんも歌が大好きな方です。
昔はよくカラオケに通っておられたとか。

そんなAさんですが、
何をすればいいか分からなくなり、
「どうしたらいいんやろ・・・」と
口にされることや、
どこに帰るのか心配されることもあり、
不安を抱えながら過ごされることが増えてきています。


この日は、夕方になり
他のみなさんが帰り始めると、
不安そうにされていました。

まだ残っているみなさんで
歌を唄っていたのですが、
少し離れた席におられたAさんは、
険しい表情で歌を唄うでもなく、
歌詞の書かれた本をペラペラとめくっておられました。

私は、そんな不安そうなAさんのそばで
歌を口ずさみました。

すると、
「あんた、ちょっとここ歌ってみ」
とAさん。

「今でも好きだ死ぬほどにー」

一本調子で歌う私に、
「違う違う。
 ここは、優しく歌うんや」
と、個別レッスンが始まりました。

もう一度教わった通りに歌ってみると、

「そうそう、ええ感じ」
ポイントを分かりやすく教えてくださいます。


私も楽しくなってきたので、
『川の流れのように』もリクエスト。

「ここは、声に力を入れるんや」

はい、先生!
「それもまた ・・・人生~

「お!良くなってきた!」


その後もレッスンは続きます。

「 “ゆるやかに” は、
 川がゆるやかに流れるように唄うんやで」

染まるだ~け・・・のところは、
 消えるように唄う!」

と、熱く教えてくださいます。


1曲歌い終えると、
「ええやん。だいぶ良くなったわ」
と、Aさんに太鼓判をいただきました。
Aさんの表情からは
不安のいろは消え、とても明るく、
笑顔もみられました。

教えてくださっているときのAさんは
輝いていて、
とてもいい表情をされていました。


みなさん一人ひとり得意なことをお持ちです。

みなさんと関わるなかで、
長い人生で経験されたことを教えていただき、
輝いていた頃を思い出していただけたら、と思います。

そして、私自身も、人生の大先輩から
たくさんのことを学んでいきたいです。



by Kara

料理がお得意な一人暮らしのAさんですが、
最近、ガスの使用が危なくなってきました。
でも、自宅で好きな料理を続けてほしい!
さぁ、どうしたら安全にできるでしょうか?

普通なら“ガスコンロを IHコンロに取換えたらいいだけのこと”と
思うかもしれませんが、それでは大がかりになるうえ、
台所がガラッと変わってしまい、Aさんが困惑されます。

Aさんにどう話をして、IHコンロをどう取り付けたらいいか?
を考えました。
そこでIHコンロ設置のための支援者による
プロジェクトチームが立ち上がりました!

スタッフB「Aさんにどう話をしたらいいかなぁ?」
スタッフC「IHコンロの便利さを伝えたらどうかなぁ。
ガスの使用が危ないこともきちんと伝えないとね。」

支援者がAさんに話をするとすぐにわかってくださいました。

では、どうやってIHコンロへ換えたらいいでしょうか?

スタッフB「ビルトインガスコンロなので、
    IHコンロを取り付けとなると全部取り外さないといけない。
    Aさんはきっと戸惑われるよね?
    料理をしなくなってしまわれるかも・・・。
    卓上電磁調理器を設置した方がいいのではないかな?」
スタッフC「できるだけ今の台所の形を変えない方がいいんじゃないかな?」
スタッフD「説明するときイメージがつきやすいように
    図や写真をみてもらったらどう?」
スタッフE「使い勝手がいいようにAさんに聞きながら勧めた方がいいよね。」
スタッフD「調理器具はAさんが使いやすいものを選ばないとね。
    馴染みのヘルパーが一緒に買いに行った方が
    いいんじゃないかなぁ?」
フライパン  焼き魚 片手鍋           
などなど・・・

何度も話し合いを重ねました。

そして、支援者の中でそういったことが得意な人がいたため、
その人がガスコンロの取り外しを買って出てくれました。
調理器具を揃え、取り付ける場所が決まったところで、
電磁調理器を設置。     
無事に取り付けが完了し、Aさんは喜んでくださいました。IHコンロ

慣れるまではヘルパーができるだけ一緒に料理をするような
プランを組みました。
Aさんが一人で使えるまで時間がかかるだろうと
誰もが思っていましたが、そんな心配をよそに

Aさんはあっという間に
電磁調理器を使いこなされました。

(ちなみに、IHコンロ使用第一作は南京の煮物です!)
今では以前のように野菜の煮物や焼き魚を作っておられます。 料理しているイラスト

その人が安全に暮らすために・・・
私たち支援者はあらゆる場合を予測していくことが必要です。
そして、その人に関わる支援者同士が話し合いをし、
役割分担をしながら、チームで連携をとり、
協力しながら在宅生活をサポートすることが大切です。

今回のプロジェクトチームの取り組みは成功といえるでしょう!

by ひつじがいっぴき

日頃、デイサービスを利用されている沖縄出身のAさん。

ある日、奥さんがデイサービスに来られてスタッフと話をしている時のこと。
大正区で開催されるエイサーという沖縄の伝統芸能(盆踊り)の催しに、
「いつも一緒に行っているスタッフが行けないから、
今年はエイサーに行けない」

「来年はもう見られないかもしれない」とぽつり。

実は、いつものスタッフの代わりにガイドヘルパーとして
僕が行く手筈が整っていたのですが・・・(???)


「あれ?キャンセルになったのかな?」と僕が思った時に、

別スタッフ:「○○(ハーブ王子)と行くという話になってないですか?」
奥さん:「ほんま~?資格持ってるん?ケアマネに言ってよ~!」
ハーブ王子:「ケアマネから聞いてますよ。ケアマネ呼んできますね」
ケアマネ「ずいぶん前に打ち合わせしたと思うのですが…」
奥さん:「あ~そうだった?(いつもの)スタッフが行けないと聞いて、
     その後の話は耳に入ってないわ。
     うれしいね~あんた、また観に行けるよ。
     今年で最後かもしれないからね~

ケアマネ:「話している時に相槌されたので、
      了解されたのかと思っていました」
奥さん:「ごめんなさいね。本当にうれしいわ~」
     「介護タクシー頼まなきゃ。14時前に来てね」

(デイサービスが終わり、スタッフで休憩している時に)
「スタッフにとっては、また来年・・・でも、ご高齢の皆さんにとっては、
来年はないのかも知れない。
一瞬一瞬を大事にそして、充実なものにしないと」
「毎年、ずーっと小さいころからエイサーに参加されていたから、
行けないと知って話が頭に入らなかったのね。
あんなに喜んでもらえてよかったね」等とスタッフで話した。

そして、当日。
久しぶりのガイドヘルパーだったが、気心の知れているご利用者で、
特に緊張もせず無事にエイサーに行くことができた。

高齢者のテントに移動して、踊りや太鼓を見学しながら、
お茶とサーターアンダギーを食べながら、
迫力満点の祭りを楽しんだ。

普段は、あまり目を開けられないAさんも、ずっと目を見開いて、
キョロキョロしながら祭りを見ておられた。
約6万人の大正区の人口のうち約4万人が沖縄出身とのこと。
祭りだけじゃなく、沖縄県民の醸し出す雰囲気も感じ取られているご様子。

3時間もあっという間。
車イスを押しながら散策すると、露店を見ているAさんの目もキラキラ。

Aさんは、話さずとも、いろいろなことをいつも視線や表情で教えてくれる。

話は変わるのですが、いつも送迎の時にマクドナルドの横を通ると、
看板やお店をじーっと見ておられたので、奥さんに伺うと
「喧嘩をした後は、マクドナルドのポテトを置いておくと、食べた後仲直り」
「病気になってからは買ってないな~今度買ってくるね」
と奥さんが話しかけると
Aさん、大きく頷いて「頼むで!」
と言っているよう。
ほかにも、たくさんある中のエピソードの一つ。

今日のAさんは、童心に戻り活き活きと過ごされた。
“笑顔は鏡”などと言いますが、笑顔を見ると僕も笑顔になる。

僕も誰かを笑顔にできるように辛いことがあっても笑顔でいようと思った。

エイサー新

by ハーブ王子

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職員が持ち回りで、その時に思ったこと感じたことを綴っていきます。
【ホームページ】水仙の家

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