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私がケアマネジャーとして担当している方が、少し前に体調をくずされた。
食欲がないとのことで水分もあまり摂れていない様子。
訪問介護のスタッフから状態を聞き、心配になって訪問した時のこと。
病院の予約を入れて、ご本人に伝えて、さて、それから。
何か少しでも口に運んでもらえそうなもの…と考え、ふと思いついたのが葛湯だった。
本葛はなくても、片栗粉はたいていの家庭にはあるもの。探すまでもなく、電子レンジの横で発見。
片栗粉を水で溶いて砂糖を加え、ポットのお湯を入れてから電子レンジでチン
とろりと程良い具合。
「お口に合うか…」と持っていくと、
「おいしいわ」と、こちらの予想以上に気に入って下さった。

ほっとすると同時に、自身が子どもの頃に風邪をひいたり熱を出したりした時に
母が用意してくれたものを思い出した。
まだ、生のパイナップルは輸入されていなかった当時、
風邪ひきはしんどいけれど、パイナップルや白桃の缶詰はちょっとだけのお楽しみ。
もう少ししんどい時には葛湯が登場する。
妹はすりおろしリンゴが定番だった。

そんな幼少時の経験が思いがけなく役に立つ。
同時に、そうして愛情をもって育ててもらったことに
深く感謝した出来事だった。



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職員が持ち回りで、その時に思ったこと感じたことを綴っていきます。
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