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2016.07.01

元気の素は?

私がケアマネジャーとして関わらせていただいているAさんは、この7月で89歳になる女性。
水仙の家のデイサービスとヘルパーを利用されている。
デイではご自分から積極的に話される方ではないが、他の利用者のご様子をじっくりと観察したり、利用者とスタッフの話をしっかりと聞いたりされている。

月に1回、ケアマネとしてAさんのご自宅に伺った時には、デイサービスでご自身が見聞きしたことをいろいろと話してくださるのだが、「ほんまに、よう知ってはるなぁ」と感心するぐらい、様々な情報がAさんの中には入っており、しかも出し入れが自由なのである。

時には、デイのスタッフが気づいていないようなことまでもAさんから聞くことがあり、その情報収集力と記憶力に尊敬のまなざしを向けるばかり。

Aさんは筆まめでもあり、スタッフによくお手紙をくださる。
便箋に縦書きの文字、旧仮名遣いなのが、国文科にいた私にはどこか懐かしく、しっくりとくる。

6月の末、いつものようにAさんを訪ねた時のこと。

数日前に、スタッフBの結婚報告を聞いたばかりのAさん。
「あまりに嬉しくて、体温が5分上がりました!」
「スタッフのBさんに、料理のコツの手紙を書くつもり」
とおっしゃりながら、Aさんの掴んでいるご主人情報を教えて下さる。なかには私の知らないことがらも含まれており、感心することしきり。
他にも、
「デイのスタッフがフラダンスを踊ってくれた。座ったままでもできるのであれば、私もやってみたい」
「〇〇という入所施設のショートステイにCさんもDさんも行っているらしいが、〇〇とはどんなところか?一度、見学に行ってみたい」
などなど…。
Aさんの関心と意欲は尽きるところを知らない。

何よりも、
「今が楽しい、もっといろいろなことを知りたい、見たい、聞きたい、やってみたい」
というAさんの気持ちがキラキラと輝いている

翌日、スタッフBは便箋5枚のお手紙をいただいたと喜んでいた。
私が90歳前になった時、きっとこんな元気はないだろうな…。

Aさん、人生の先輩として心から敬服します。
いつまでもお元気でいらしてください。

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by Tam

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