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最近妹から聞いた話です。

ある雨の日のこと、妹がついうっかりとカラスの雛を拾ってしまいました。
雨に濡れて、道路にベチャッと這いつくばっている一回り小さいカラスを発見!
一度は横目で見て通り過ぎたのですが、やっぱり見捨ててはおけずに
戻って拾ってしまったそうです。

法律では野生の鳥獣を許可なく捕獲や飼育をしてはいけないことになっています。
一時的な保護の後に放したとしても
 人慣れすることで危険な目に遭ったり
 室内での生活により野生環境下での体温調節がうまくできなくなっていたり

と、元の野生に戻りそこねる可能性は大きいようです。

“外敵に襲われる”“天候のせいで命を落とす”のも自然の摂理なので
人が手を出すのはやはり間違っているのです。

上記のようなことは、妹だって百も承知。
でも、見捨てることができないのは、私も妹もそういう実家で育ったからでしょうか。
うちの親も、弱ったスズメやドバトをしょっちゅう拾ってきては、元気になると外に放していました。
私は最近では鳥や動物を拾うことは滅多にないのですが、と一緒に出歩いていて
スズメとハムスター(野生ではない)を拾ってしまったことがありました。
これはどうも、妹が鳥寄せ体質だとしか言いようがありません。

くだんのカラスの話に戻ります。
拾ったはいいが
「これは助からんだろうな~」
と妹は思ったそうです。それくらい瀕死に見えたとのこと。
ダンボール箱に使い捨てカイロとタオルを敷いてカラスを横たえ、そっと蓋を閉めました。
「朝にはきっと死んでいるんだろうな・・・」
と思いながら。

朝になり『死んでるだろうなぁ、嫌だなぁ、怖いなぁ・・・』と恐る恐る蓋を開けてみると・・・
「カァ!」
と大きな鳴き声。体温の低下が防げた為か、思いのほか元気になっていました。
パンくずを与えると、パクパクガツガツと沢山食べたそうです。

元気になったからには、早々に退出を願いたいところです。
ベランダに出し、そっと様子をうかがっていると、どこから来たのか大きなカラスが電柱の上からこちらを見ていました。
この仔ガラスの親でしょうか、羽をバサバサ広げ「ギャア!ギャア!」と大きな声で鳴いているのです。

「この雰囲気、感謝されていない。どうやら威嚇されている」
と怯える妹。
のんきにチョコチョコとベランダを往復する仔ガラス。
バサバサギャアギャアする親ガラス。
緊張の数分間を経てやっと仔ガラスも親ガラスもどこかに飛び去っていきました。
めでたし、めでたし。のはずだったのですが・・・

それから数日後、妹が帰宅すると、ドアの前にレジ袋が絡まった哀れなカラスがちょこんと佇んでいたそうです。
一回り小さいカラス・・・ これはまさか、あの仔ガラスなのでしょうか?
そしてやはり近くには大きなカラスがバサバサギャアギャアです。

複雑に絡まっているため容易に外せず、仕方なく家に持ち込んで袋を外しました。
またベランダに出したところ、大きな方もベランダ側に移動してきてバサバサギャアギャア!
それから数日にわたり、家のドアを出ると必ず、大きなカラスにギャアギャア鳴かれる日々が続いていたとのことです。

もし同じカラスだったとしたら、妹が住んでいる部屋を覚えていたのでしょうか?!
袋が絡まったまま『ここの人やったら助けてくれるんちゃうか』と上ってきたとしたら、ちょっと心温まる気もします。

からす

“カラスって頭が良いんだなあ”と感心することしきりです。
一方で、つい最近私にもカラスとの接近遭遇が!
よく行くスーパーマーケットの駐輪場に自転車を停めていると、2つ隣の自転車の前カゴ辺りに黒い何かが動く気配。よく見ると、カラスが前カゴに止まり、中の物を引っ張り出そうとしています。おいしそうな物が入っていたのでしょうか。

「ダメダメ!シッシッ!」
と追い払うと、カラスはすぐ傍の街灯の上に止まり
「グギャア!」
みたいな声で鳴きながらこちらをじっと見ていました。

これは・・・ カラスに顔を覚えられてしまったかもしれません~
助けてもギャアギャア言われてしまう位ですから、ごはん獲得の邪魔をされては、さぞ恨んでいることでしょう。
しばらくは、買い物に行く時に心が休まらないヘルパーYukiなのです。

By Yuki

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