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利用者さんの体調と希望・・・
どちらを優先すればよいでしょうか?

いきなり重い問いかけで申し訳ありません。

90歳になられるAさん(女性)
ヘルパーやデイサービスをフルに活用されて一人暮らしをされています。
今はご自分で調理や簡単な家事をされるなど、お元気で生活しておられますが、喘息の持病がおありで誤嚥性肺炎での入院を何度もされる…
など、呼吸器の疾患がとても気になるご利用者さんです。

一方で
「何でも自分でできる!」
「自分の思い通りにしたい!」


というお気持ちも強い方です。
誤嚥の危険が強いため、いろいろな食事制限もあったのですが
「食べる!」
という強い気持ちのもと、言語聴覚士のリハビリを受け、危険と言われた高野豆腐や西瓜もなんとか可能な状態まで回復されています。
寒い地方のご出身のため、冬でも半袖を希望されたり、高層階の自宅の窓を常に開けっぱなしにしようとされたり・・・
(とってもいい風が入りますが、冬は寒い!)

それでも一旦咳がでると、なかなかとまらず入院になることもあります。
入院にならずとも、真っ赤になって苦しまれる様子をみるのは辛いものがあり、また、夜間お一人で苦しまれると思うと、各ヘルパーはなんとか咳が出ないように、毎日体調管理に気を配っています。

誤嚥が主な原因ということもあるのですが、何年かお付き合いをする中でわかってきたのは、
どうも“埃(ほこり)”に弱いということ。
衣装ケースに入れている衣類を探し出して着ておられる後は咳が強い・・・
後見人さんやケアマネジャーさんが来られる時には、ご自分で押入れから客用座布団を出されるのですが、やはりその後には喘鳴が出る・・・
いまさらアレルギーテストをしたいとは思いませんが、ハウスダストは危険信号です。
「ヘルパーに任せて下さい」「お手伝いをします」とお願いしても
「大丈夫!」
「そんなもん自分で出来る!」

とおっしゃるAさんのプライド(誇り)をお止めすることは難しいです。

『“まだ出ない咳”のために“Aさんのやりたいことを止めてしまう”ことがいいことなのか?』
『でも、確実に咳が出て苦しまれる』
ヘルパーの悩みは尽きません。

もう一つの大敵(埃)が、この時期にユーラシア大陸から飛んでくる黄砂です。
先述したとおりAさんは窓を開け放すことが習慣になっているので
だらけですよ~ 閉めませんか?」とお願いしても
「そんなもん大丈夫!」の一言 
で、次の日は咳き込まれます(涙)

Aさんの矜持(誇り)“埃(ほこり)”について、ヘルパーの悩みが今日も始まります。


yjimage[1]

By Kei

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